Twitter文学賞
原稿やれって話なんだけど、ちょっと息抜きに。
Twitter文学賞について、ファンからはTwitterでやってるんだから誰が投票したっていいだろうとか、組織票じゃないのに、という意見を多く目にした。
例年投票していた界隈からは、ひっそりやっていたのに今年はジャニオタが急になだれ込んできて迷惑、みんな同じような感想、加藤シゲアキって誰だよっていう意見を多く目にした。
しげちゃんのクラウドが更新されたけれども、突き放したような言い方が悲しいとか、投票してごめんね、投票取り下げるねっていうツイートが多かった。
そんなのやってたんだ。私は知らなかったけど、しげちゃんは自分の言葉でちゃんと伝えてくれて嬉しい!クラウドありがとう!っていうツイートも多かった。
私はこの一連に対して、Twitter文学賞ごめんねという意見。
明らかな畑違いだ。
この事で、主催さんの方に直リプで意見する人を数人見かけた。しげちゃんのクラウドが更新された後も、攻撃的なリプを送る人がいた。
今まで自衛もあってツイート検索なんてしてこなかったけど、あれだけしげちゃんが強い言葉をぶつけてきたから、その後も何回かTwitter文学賞、文学賞、を検索欄に打ち込んだ。どのツイートも苛立つばかりだった。
私がクラウドを読んで一番最初に感じたメッセージは
『余計なことすんじゃねーよ』
加藤シゲアキは本当に怒っていたと思う。以前からこの賞に注目していて、それを参考に本を読むのを楽しみにしていて、いつか自分も入るんじゃないかって期待していたと思う。
ファンからじゃなくて、全く自分を知らなかった本好きの人から、純粋にこの人の本がおもしろかったんだけど、ジャニーズアイドルだと後から知って驚いた、って言ってもらいたかったと思う。
でもその機会はもう二度と訪れない。主催の方へのリプは引用されてツイートされた。RTで組織票に対して苦言を呈された。例年投票されていた層に、加藤シゲアキってジャニーズアイドルなんだ、本出してるんだ、と知られてしまったと思う。
尊敬している書評家さんに自分のファンが攻撃的な事を直接言うのを見て、加藤シゲアキはどれだけ傷ついただろう。
顔写真アイコン、NEWSのロゴアイコン、プロフィール、それぞれ好きなものをまとって傍若無人に振舞うファンは、加藤シゲアキをどれだけ落胆させてしまっただろう。
私は今まで同担拒否というのが理解できなかったけれども、今回の件で分かった。
同じファンだと思われたくない。これも同担拒否。
加藤シゲアキが好きだ。でも、加藤シゲアキが長年心血を注いで積み上げてきた作品の価値を下げる同担が心底嫌になり、15周年を見届けたら少し距離を置くのもいいかもしれないと思った。
原稿に戻ります。